
Veoは無料で使える?無料体験の始め方と制限、有料に切り替える目安
Googleの動画生成AI「Veo」を無料で試す方法を解説します。Flowの無料クレジットや有料プランのキャンペーンの使い方、無料で使える範囲と長さ・解像度・本数の制限、APIに無料枠がない点、業務で使うために有料プランへ切り替える目安までをまとめました。
※ 記事内の料金・仕様は2026年10月7日時点の情報です。
この記事のポイント
- Veoを無料で試す主な方法は、Flowで日々付与されるクレジットと、Google AIプランで時期によって行われる無料体験や割引。2026年4月にWhiskは終了し、Flowに統合された。
- 無料の範囲は1本8秒前後・720p程度・生成本数が少ないなどの制限があり、Gemini APIのVeoには無料枠がなく従量課金になる。
- 高解像度が必要になったとき、本数を増やしたいとき、業務で使い始めるときが、有料プラン(Plus・Pro・Ultra)に切り替える目安。
Index
Veoは、AIの力で短い動画を手軽につくれるGoogleの映像生成ツールです。無料の範囲でも試すことはできますが、使える機能にはいくつかの制限があります。
たとえば、無料で使える範囲では動画の長さや解像度、生成できる回数に上限があり、広告など本番用の映像制作にはそのままでは向きません。
それでも、まず無料で触ってみれば、Veoの基本操作や仕上がりの傾向をつかめるので、どの段階で有料プランに移るべきかを判断しやすくなります。この記事では、Veoを無料で試す方法と制限、有料プランに切り替える目安を整理します。
Veoとは

Veoは、Google DeepMindが開発した動画生成AIです。テキストや画像から、音声付きの映像を生成できます。パンやズームといった映画のようなカメラワークも再現できるため、撮影や編集の専門知識がなくてもシネマティックな映像をつくれます。
お試しの枠でも基本的な仕上がりは確認できるため、初めての人から制作のプロまで幅広く使われています。ただし、高い解像度での書き出しや多くの生成回数は、有料プランが前提です。
Veoの主な特徴
- Google製:言葉の理解と映像生成の精度が高い
- 入力方法が選べる:テキストからも画像からも映像をつくれる
- カメラ演出:ズームやパンなど映画的なカメラワークを自動で付けられる
- 音声も生成:Veo 3以降はセリフや効果音も同時につくれる(最新はVeo 3.1)
- スタイルが豊富:アニメ調、シネマティック、実写風など
ほかの動画生成AIとの比較
ツール名 | 特徴 | 解像度の目安 |
|---|---|---|
Veo(Google) | 言葉の理解が正確で演出の幅が広い。音声も同時に生成できる | 720p〜1080p(環境によっては4K) |
Sora(OpenAI) | 実写に近いリアルさが強みだったが、2026年4月にアプリ、9月にAPIの提供を終了 | 新規利用は不可 |
Runway | 編集機能が充実し、直感的に操作できる | プランによって異なる |
Veoは、「だれでも映画のような映像をつくれるAI」として注目されています。
まず無料で質感を確かめてから導入を判断できるので、映像制作に踏み出すハードルを下げてくれる存在です。Veoの全体像はVeoとは?機能・料金・使い方で詳しく解説しています。
Veoを無料で使う方法

Veoを費用をかけずに試す方法はいくつかあります。
Googleが用意している無料体験や無料枠を使えば、予算をかけずに高機能な映像生成を確かめられます。
代表的なのは、Google AIプランの無料体験や割引キャンペーンと、映像制作ツールFlowで毎日付与されるクレジットです。
無料体験の期間内であれば、お金をかけずに本格的な映像生成を試せるので、そのうえで有料プランに進むかどうかを決められます。
ここでは、それぞれの具体的な使い方を紹介します。
Google AI Proの無料体験を使う
Google AI Proなどの有料プランには、初めて加入する人向けに無料体験や割引キャンペーンが用意されることがあり、その期間中はVeoを含むAI機能を追加料金なしか割安で試せます。2026年10月時点では、無料体験の有無や期間は時期・アカウントによって異なるため、加入画面の表示で確認してください。
Proでは、Flowで毎月1,000クレジットを使ってVeo 3.1などで動画を生成できるほか、Geminiの上位モデルやDeep Researchなどもあわせて使え、5TBのクラウドストレージやYouTube Premium Liteも付いてきます。
体験や割引の期間が終わる前に、月額2,900円のプランを続けるかどうかを決めましょう。もっと費用をおさえたい場合は、月額725円のGoogle AI Plus(Flowのクレジットは月200)も選べます。
無料体験を始める流れ
- Google AIプランの公式ページを開く
- 無料体験や割引の案内があれば登録する(期間や条件は時期によって異なる)
- FlowでVeo 3.1を選んで動画生成を試す
Flowの無料クレジットなどでVeoを試す
以前はGoogle AI StudioやWhiskでVeo 2などを無料で試せる枠がありましたが、Whiskは2026年4月30日に終了してFlowに統合され、Gemini APIのVeoにも現在は無料枠がありません。
代わりの入り口になっているのが、Googleの映像制作ツール「Flow」です。Flowのヘルプでは、有料プランに入っていない人にも毎日50クレジットが付与されると案内されており、Veo 3.1 Liteなら1回10クレジット程度で生成できます(消費量は時期やモデルで変わります)。ただし、無料で使えるモデルや地域の条件は変わりやすいため、画面の表示で確認してください。
プロンプトを入力すると、4〜8秒の短い動画が生成されます。
ブラウザから試せるので、映像制作に詳しくない人でも気軽に始めやすいのが利点です。なお、YouTube ShortsやYouTube Createアプリでは、Googleの新しい動画モデルGemini Omni Flashを無料で試せるようになっています(Veoとは別のモデルです)。
Veoを試せる主な環境の比較
環境 | 料金 | 主な機能 | 1回の生成の長さ | 履歴の保存 |
|---|---|---|---|---|
Flow | 毎日のクレジット(無料)+有料プランの月間クレジット | Veo 3.1(Lite・Fast・Quality)やGemini Omniで映像を生成・編集 | 4〜8秒(Omniは最大10秒) | あり |
Geminiアプリ | Google AI Plus(月額725円)・Pro(月額2,900円)など | 動画生成(現在は主にGemini Omni)に加え、ほかのAI機能も使える | 8秒前後 | あり |
Google AI Studio/Gemini API | 無料枠なし(従量課金) | APIでVeo 3.1などを呼び出す | 4〜8秒 | 限定的(2日で削除) |
Whisk | 2026年4月30日に終了 | 機能はFlowに統合 | ― | ― |
料金や無料枠は改定されることがあるので、契約前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
Veoを無料で使う3つのメリット

無料の範囲で試せば、初期費用をかけずに質の高い映像生成を体験できます。
短い動画の試作や基本機能のチェックを、登録してすぐに始められるので、費用をおさえながらAI動画を制作に取り入れられるかを見極められます。
無料で使う3つのメリットを見ていきましょう。
費用ゼロで短いAI動画を試せる
無料体験や無料枠から始めれば、導入の段階でお金がかかりません。
短いAI動画を無償でつくれるので、映像の質や生成にかかる時間を事前に確かめられます。
AI動画を初めて検討するチームにとっても、取りかかりやすい方法です。
基本機能をひととおり確認できる
無料の範囲でも映像生成に必要な基本機能は使えるため、テキストや画像から動画をつくる流れを一通り体験できます。
契約の前に、操作のしやすさと仕上がりの質を自分の目で確かめられるので、導入を判断する材料になります。
無料で試せる主な機能
- テキストからの映像生成
- 画像からの映像生成
- 縦横比や映像スタイルの指定
- 4〜8秒の短い動画の書き出し
登録してすぐに使い始められる
Veoは、アカウントを用意すればすぐに映像の生成を始められます。
ブラウザから直接使えるので、むずかしい設定やソフトのインストールは必要ありません。
準備の手間が少ないぶん、思いついたアイデアをすぐに映像にして確かめられます。
専用アプリや追加のソフトを入れなくてもブラウザだけで完結するため、パソコンに詳しくない人でも扱いやすいのが魅力です。
使い始めのハードルが低いので、無理なく操作に慣れながら、Veoの基本を手軽に試せます。
Veoを無料で使える範囲

無料の範囲でも、映像づくりに必要な基本機能は十分に使え、手軽に動画をつくれます。
一方で、無料ならではの制限もいくつかあります。ここでは、無料で試せる範囲と制限を具体的に見ていきます。
1本あたりの動画の長さが短い
1回の生成でつくれる動画は、Veo 3.1で4・6・8秒が基本です。
短いカットは手軽につくれますが、ストーリー性のある長い映像や、場面展開の多いプロモーション動画をそのままつくるのはむずかしくなります。
CMの尺やトレーラーのような長めの映像が必要な場合は、Flowのシーン拡張などを使い、カットをつなげて仕上げる必要があります。拡張にもクレジットを消費するため、まとまった長さをつくるなら有料プランが前提になります。
無料の範囲は、映像制作の最初の一歩として、試作やサンプルづくりに使うのがよいでしょう。
書き出せる解像度に制約がある
無料で試せる範囲では、720p程度の解像度が中心になります。
大きな画面で上映する映像や、細かい質感まで見せたい映像では、解像度の制約が気になることがあります。
たとえば、映画のように精細な映像や、質の高い広告素材をつくりたい場合は、1080pやそれ以上の書き出しに対応した有料プランへの移行が必要です。
SNSでの確認用なら無料の範囲でも十分ですが、細部の仕上がりが問われる場面では物足りなさを感じやすいでしょう。
解像度の違いの目安
解像度 | 無料の範囲 | 有料プラン |
|---|---|---|
720p | 利用できる | 利用できる |
1080p | 環境によっては利用できない | 利用できる |
4K | 利用できない | 一部のプラン・環境で利用できる |
生成できる本数に上限がある
無料の範囲では、生成できる回数や同時に進められる本数に制限があります。
Flowでは生成のたびにクレジットを消費するため、無料分だけでは1日に数本程度が目安になり、まとめて何本もつくることはできません。
一度に大量の動画をつくれないため、たくさんのパターンを用意したい場面では時間がかかります。
制限を前提に、何を試すのかを絞って使うのがポイントです。
無料で使うときの生成の制限
- 生成できる本数が少ない:無料のクレジットは1日50程度で、上位モデルほど消費が多く、すぐに使い切ることもあります。
- 待ち時間がある:1本の生成が終わるまで、次の生成に進めないことがあります。
- 大量制作には向かない:多くのパターンを比べたい場合は、時間がかかります。
- 有料プランなら本数が増える:Plusは月200、Proは月1,000、Ultraは月10,000〜25,000のクレジットが追加されます。
APIは無料では使えない
Veoを外部のシステムやアプリと連携させるためのAPIは、有料の従量課金です。Gemini APIの料金表でも、Veo 3.1の各モデルは無料枠の対象外になっています。
そのため、動画生成を自動化したり、自社のワークフローに組み込んだりすることは、無料の範囲ではできません。
たとえば、決まった形式の動画を定期的に自動でつくるような使い方は、APIの利用料が発生する前提で考えます。
業務でVeoを使いたい企業や、ほかのシステムと連携させたい場合は、Gemini APIやGemini Enterprise Agent Platform(旧Vertex AI)での従量課金が必要です。単価はVeo 3.1が1秒0.40ドル〜、Veo 3.1 Liteが1秒0.05ドル〜など、モデルと解像度によって変わります。
業務での利用を考えている場合、無料の範囲では対応できない部分が多いので注意しましょう。
無料の範囲と有料でのAPI利用
利用形態 | APIアクセス |
|---|---|
無料の範囲 | 使えない(Veoは無料枠なし) |
有料(従量課金) | 使える(Gemini API・Gemini Enterprise Agent Platform) |
無料から有料プランに切り替えるタイミング

ここまでで触れたとおり、無料の範囲はVeoを手軽に試すには便利ですが、使い続けるうちにいくつかの制限が見えてきます。
動画の長さや解像度、生成の本数に上限があるため、業務として映像をつくる場合は物足りなさを感じる場面が増えてくるでしょう。
無料で一通り試し、もっと使いたいと感じたら、有料プランへの切り替えを考えるタイミングです。
ここでは、切り替えを検討したい具体的なタイミングを紹介するので、プラン選びの参考にしてください。
無料体験の期間が終わるとき
無料体験や割引期間は、期間内に解約しなければ自動で通常料金に移行します。
そのため、終了日が近づいたら、続けるかどうかを決めておく必要があります。
Veoを引き続き使いたい場合や、もっと多くの本数を生成したい場合は、そのまま有料プランに移るのが自然です。
一方で、試してみて用途に合わないと感じたなら、期間内に解約しておきましょう。
高解像度の動画が必要になったとき
無料の範囲では、書き出せる解像度に制約があります。
1080pや4Kでの書き出しが欠かせない案件では、有料プランが必要になります。
大きな画面での上映や、精細な映像が求められる場面では物足りなさを感じやすいため、画質が重要なプロジェクトでは有料プランへの切り替えがおすすめです。
業務で使い始めるとき
無料の範囲でつくった映像を業務で使う場合は、気をつけたい点がいくつかあります。
とくに広告やプロモーション用の動画では、無料の範囲だと解像度や本数、使える機能に制約が多いため、業務で使うなら有料プランを前提に考えるのが現実的です。
また、生成物の商用利用がどう扱われるかは、使うサービスとプランの規約で確認が必要です。本番の制作に入る前に、条件を整えておきましょう。権利まわりの考え方は動画生成AIの商用利用の記事でも整理しています。
業務で使う際に有料プランが向いている理由
項目 | 無料の範囲 | 有料プラン |
|---|---|---|
商用利用 | 規約の確認が必要 | 規約の範囲で利用しやすい |
1本の長さ | 4〜8秒 | 4〜8秒(Flowでつなげて長くできる) |
解像度 | 720p程度が中心 | 1080p以上(環境による) |
使えるモデル | クレジットの範囲でLiteなどが中心 | Veo 3.1 Qualityなど上位モデルも使いやすい |
編集の自由度 | 限られる | Flowでのシーン編集などが使える |
長い動画や細かい編集が必要なとき
無料の範囲では、動画の長さや編集の機能が限られます。
長めの映像や細かい編集、たとえば場面の切り替えやカメラアングルの細かな調整が必要な場合は、有料プランに移る必要があります。
とくに複数のシーンを組み合わせてストーリーを見せたい場合や、細部までつくり込みたい場合は、有料プランのほうが自由度が高くなります。
長い動画と細かい編集に関する違い
項目 | 無料の範囲 | 有料プラン |
|---|---|---|
動画の長さ | 1カット4〜8秒 | カットをつなげて長尺にできる |
カメラアングルの指定 | プロンプトでの指定のみ | Flowでカメラの動きも調整しやすい |
場面のつながり | 1カットずつ | シーンを続けて生成できる |
編集機能 | 基本的なものだけ | Flowの編集機能を使える |
素材の指定 | 限られる | 参照画像などで細かく指定できる |
生成の上限を気にせず使いたいとき
無料の範囲では生成できる本数が限られ、たくさんの動画を一度につくることはできません。
そのため、複数のパターンを効率よく用意したい場面では不便に感じることがあります。
上限を気にせず制作を進めたいなら、生成回数の多い有料プランに切り替えるとよいでしょう。プランごとの違いはVeo 3の使い方・料金で詳しく紹介しています。
無料で使う場合の生成本数
- 毎日のクレジットの範囲でしか生成できない
- まとめて何本も同時につくれない
まとめ

Veoを無料で使えば、質の高い映像生成を手軽に体験できます。ただし、業務での利用や長い動画、高解像度の映像には制約があります。
とくに無料の範囲では生成できる本数が限られるため、制作で使うと不便に感じることもあるでしょう。
解像度や編集機能にも制限があるので、本格的な映像制作や効率よく本数をつくりたい場合は、有料プランへの切り替えを検討してください。以前の世代との違いはVeo 2の特徴と使い方で紹介しています(Veo 2は2026年6月までに提供を終了しています)。
有料プランでは、生成回数が増え、高解像度や編集機能も使えるようになるため、制作の幅が大きく広がります。Veo以外の選択肢も含めて検討したい方は、主要10モデルの特徴・料金・商用利用の条件をまとめた資料「最新の動画生成AIモデル10選」もあわせてご覧ください。
よくある質問
QVeoは完全無料で使えますか?
AFlowで毎日付与されるクレジットや、時期によって行われる有料プランの無料体験・割引を使えば、費用をかけずに試せる場合があります。ただし本数や解像度に上限があり、継続して使うには有料プランか、APIの従量課金が必要です。Gemini APIのVeoには無料枠がありません。
Q無料体験が終わると自動で課金されますか?
AGoogle AIプランの無料体験や割引期間は、期間内に解約しなければ自動で通常料金に移行します。続けるかどうかは、終了日が来る前に決めておきましょう。
Q無料で作った動画を仕事に使ってもいいですか?
A商用利用の扱いは、使うサービスとプランの規約によって異なります。広告など本番で使う場合は、規約を確認したうえで、解像度や本数に余裕のある有料プランで制作するのが現実的です。
最終更新日:2026年10月7日
WRITERこの記事を書いた人
AIcon Lab編集部
株式会社AI棒 AIcon事業部
生成AIに特化したAIクリエイティブプロダクション「AIcon」のメディア『AIcon Lab』の編集チーム。CM・ブランドムービー・ビデオコンテなど、生成AIを使った映像制作の現場で得た知見をもとに、動画生成AI・画像生成AIの使い方や料金、商用利用の注意点を、各社の公式情報で確かめながらわかりやすく発信しています。
RECOMMENDこの記事を読んだ方へおすすめ
【事例つき】Higgsfield AIとは?主な機能・料金・メリットと動画のつくり方を解説写真1枚から映画のような動画をつくれると話題の「Higgsfield AI」。主な機能や料金のしくみ、メリット・デメリット、Soul IDとUGC Builderの違い、初めてでも…
動画生成AIの商用利用ガイド|著作権の注意点と導入3ステップ・ツール比較動画生成AIを広告や映像の仕事で使うときに押さえたい基本を解説。著作権・肖像権の注意点、導入の3ステップ、Runway・Kling・Veoなど主なツールの比べ方、品質チェックのポイ…
FLUX.1の基本操作と使い方|始め方から応用テクニック3選まで解説高精細な画像をテキストから生成できる「FLUX.1」の基本を解説。特徴や他ツールとの違い、始め方と基本操作の3ステップ、プロンプトのコツやSNS・広告での活かし方、ComfyUIや…


