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Nano Bananaのプロンプト例10選|狙いどおりの画像を出す書き方のコツAI活用

Nano Bananaのプロンプト例10選|狙いどおりの画像を出す書き方のコツ

Googleの画像生成AI「Nano Banana」で狙いどおりの画像を出すための、プロンプトの書き方を解説します。情景描写・5W1H・撮影視点の3つの基本、プロンプトが重要な理由、すぐ試せる例文10個、精度を上げる5つのポイントをまとめました。

※ 記事内の料金・仕様は2026年10月7日時点の情報です。

この記事のポイント

  • Nano Bananaは文章の文脈まで読み取るので、単語を並べるより、5W1Hやカメラの設定を含めて場面を文章で描くほうが狙いに近づく。
  • 見た目の一貫性や文字の描写に強いぶん、何を残して何を変えるか、どんな文字を入れるかをプロンプトで具体的に伝えることが大切。
  • 精度を上げるコツは、少しずつ直す・肯定文で書く・英語を使う・出力形式を指定する・偏りに気を配る・シンプルな素材から始めるの6点。

Index

    Nano Banana(ナノバナナ)は、文章の意味を深く読み取り、質の高い画像に変えてくれるGoogleの画像生成AIです。現在は上位版のNano Banana Proや、2026年10月に一般提供されたNano Banana 2.1などの後継モデルも登場していますが、この記事で紹介する書き方はどのモデルにも共通して使えます。

    とはいえ、頭に浮かんだ単語を並べるだけでは、その力を引き出しきれません。

    狙いどおりのビジュアルを得られるかどうかは、プロンプト(指示文)の組み立て方で大きく変わります。

    この記事では、現場ですぐ使えるプロンプトの組み立て方と、そのまま試せる例文、精度を上げるコツを紹介します。

    • そのまま使えるプロンプト例10個と、改善のコツを紹介
    • 情景の描写、5W1H、撮影者の視点の3つが画像づくりの軸になる
    • 仕上がりの良し悪しは、プロンプトの設計でほぼ決まる

    Nano Bananaのプロンプトづくり、3つの基本

    Nano Bananaのプロンプトづくり、3つの基本

    Nano Bananaで思いどおりの画像を出すには、まずプロンプトづくりの基本を知っておくことが近道です。

    ここでは、押さえておきたい基本を次の3つの観点から説明します。

    • 単語を並べず、具体的な場面を文章で描く
    • 5W1Hを意識して、感情や空気感まで盛り込む
    • カメラマンの目線で、撮影の設定まで書き込む

    Nano Bananaを使う環境ごとの手順は、Nano Bananaの使い方で紹介しています。

    単語を並べず、具体的な場面を文章で描く

    単語を羅列するだけでは、Nano Bananaで狙った画像をつくるのに限界があります。

    このモデルは文章全体の流れや背景を読み取って絵にするため、場面そのものを文章で伝えることが大切です。書き方を変えるだけで、出てくる画像の質がはっきり変わります。

    書き方

    例

    単語を並べる

    猫、公園、夕方

    場面を文章で描く

    夕暮れの公園で、ベンチの上の三毛猫がオレンジ色の光を浴びながら目を細めている

    物語を語るように場面を描くと、次のような効果が期待できます。

    • まとまりのある、質の高い画像になる
    • 表現の豊かなビジュアルを短時間でつくれる
    • 単語の組み合わせでは出せない、独自の世界観を表現できる

    場面をていねいに言葉にするほど、頭の中のイメージがそのまま形になっていきます。

    5W1Hを意識して、感情や空気感まで盛り込む

    5W1Hの枠組みでプロンプトを組み立てると、印象に残る画像をつくりやすくなります。

    次のような要素を入れておくと、Nano Bananaが場面の細かな状況や背景をより正確につかめます。

    要素

    書く内容

    Who(だれが)

    登場人物や、主役になる対象をはっきりさせる

    When(いつ)

    時間帯、季節、時代を具体的に書く

    Where(どこで)

    場所やまわりの環境の特徴をくわしく描く

    What(なにを)

    動作や状況、描きたいものを明らかにする

    Why(なぜ)

    その場面が生まれた理由や背景を添える

    How(どのように)

    動きの様子や表現の方法、視点を指定する

    ただし、あれもこれもと詰め込むと冗長になります。大事な要素から順に組み立てていきましょう。

    カメラマンの目線で、撮影の設定まで書き込む

    本格的な写真表現を狙うなら、撮影現場でカメラマンが決めるような設定を文章にしてみましょう。

    使う機材や光の当て方などを具体的に書くと、ぐっと質の高い画像になります。

    要素

    書く内容

    カメラ・レンズ

    35mmフィルム風、85mmのポートレートレンズ、マクロレンズなど

    アングル

    真上から、ローアングル、目線の高さなど

    ショットの大きさ

    クローズアップ、バストショット、引きの全景など

    光

    逆光、窓からの自然光、スタジオのソフトボックスなど

    被写界深度

    背景を大きくぼかす、手前から奥までピントを合わせるなど

    仕上がりの質感

    フィルムの粒子感、高解像度、シネマ調の色味など

    撮影の知識をプロンプトに足していくと、思い描いた画に一歩ずつ近づけます。

    Nano Bananaでプロンプトが大切な4つの理由

    Nano Bananaでプロンプトが大切な4つの理由

    Nano Bananaを活かしきるには、プロンプトそのものをきちんと設計することが欠かせません。

    ここでは、画像をつくるうえでプロンプトが重要になる理由を4つ紹介します。

    • 言葉を深く理解し、文脈まで画像に反映するから
    • 人物や要素の見た目をそろえたまま生成できるから
    • 文字を正確に描いたり、編集したりできるから
    • むずかしい編集や合成も、文章の指示でこなせるから

    言葉を深く理解し、文脈まで画像に反映する

    ほかの画像生成AIと比べたときのNano Bananaの強みは、言葉を読み取る力の高さです。

    モデルの種類

    処理の特徴

    従来のモデル

    キーワードの並びに頼りがち

    Nano Banana

    文章全体の流れやニュアンスまでくみ取る

    たとえば「雨上がりの石畳に、カフェの暖かい明かりが映り込んでいる」と書けば、光の反射や濡れた路面の質感、ぬくもりのある空気まで描き分けてくれます。公開当初は、AIモデルを人の評価で比べるサイト「LMArena」(現在の名称はArena)の画像編集部門で上位に入り、話題になりました。

    思い描いたイメージを短い時間で精度よく出せるので、期待に近い結果を得やすくなっています。

    人物や要素の見た目をそろえたまま生成できる

    プロンプトが重要になるもうひとつの理由は、登場人物や主役の要素の見た目を保ち続けられることです。これまでのAIでは、同じ人物を別の場面に描くと、顔つきや体格、服の細かな部分が変わってしまうことがよくありました。

    Nano Bananaは指示に沿って、特定の人物や物の見た目を高い精度で維持できます。だからこそ、何を残して何を変えるかをプロンプトではっきり伝えることが大切になります。

    AIモデル

    見た目の維持

    Nano Banana

    別の場面でも顔や服装がそろいやすい

    従来の画像生成AI

    場面が変わると細部がぶれやすい

    • 続きもののストーリー画像をつくるとき
    • 商品広告を、構図を変えて何パターンもつくるとき
    • キャラクターの服装違いをそろえるとき

    文字を正確に描き、編集できる

    画像の中に文字を正しく描くことは、画像生成AIにとって長いあいだの課題でした。Nano Bananaではこの点が大きく改善されたため、文字に関する指示の書き方がより重要になっています。

    ほかのモデルと比べても、文字の描写の正確さには定評があります。後継のNano Banana Proや、2026年10月に登場したNano Banana 2.1では、ポスターや図解に入れる文字の描写がさらに強化されたと発表されています。ただし公式のモデルカードでも、小さな文字は崩れやすいことが限界として挙げられています。

    AIモデル

    文字の描写

    Nano Banana

    短い英単語やロゴ風の文字なら崩れにくい

    Nano Banana Pro/2.1

    ポスターや図解の見出しなども描きやすい(小さな文字は崩れることがある)

    従来の画像生成AI

    綴りの誤りや崩れた文字が出やすい

    ただし、精度を上げるには次の点に気をつけましょう。

    • 入れたい文字、書体の雰囲気、デザインの方向性を具体的に書く
    • あいまいな指示だと、意図しない文字が出ることがある
    • 公式のテンプレートを使っても、指定どおりにならない場合がある

    むずかしい編集や合成も、文章の指示でこなせる

    Nano Bananaなら、高度な画像編集や複数の画像の合成も、文章で頼むだけで進められます。たとえば「手元の写真に猫を置いて、まわりの光になじませて」と書くだけで、画像の一部を足したり、消したり、変えたりできます。

    さらに「複数画像の融合」という機能もあります。風景、人物、小物といったパーツを別々の写真から取り出し、1枚のまとまった画像に仕上げられます。後継のNano Banana 2.1では、最大14枚の参照画像を組み合わせられるため、どの画像のどの要素を使うかをプロンプトで明確に書くことが、いっそう大切になっています。

    • レイアウトの変更や細かな調整
    • 手描きスケッチへの答えの書き込み
    • ビジネス向けのデザイン案づくり
    • パーツの追加・削除・修正

    編集ソフトを使いこなせなくても、プロンプトを的確に書ければ、だれでも完成度の高い編集ができます。

    Nano Bananaで試したいプロンプト例10選

    Nano Bananaで試したいプロンプト例10選

    ここからは、Nano Bananaですぐに使えるプロンプトの例を、ジャンル別に10個紹介します。

    そのまま試すのはもちろん、言葉を入れ替えて自分の企画に合わせてみてください。

    ジャンル

    プロンプト例

    サイバーパンク

    雨に濡れ、ネオンがにじむアジアの裏路地。屋台から湯気が立ちのぼり、傘をさした人々が行き交う。路面の水たまりに光が反射する、近未来SF映画のような画

    歴史の風景

    江戸時代の城下町の夕暮れ。提灯に灯りがともり始め、着物姿の商人たちが行き交う。遠くに天守閣が見える、浮世絵のような構図

    ミクロの世界

    朝露に濡れたクモの巣。ひとつひとつの水滴に朝日が映り込み、背景の緑の葉はやわらかくぼけている。マクロレンズで撮った超高解像度の写真

    プロダクトデザイン

    透明な素材でできた未来的なワイヤレスイヤホン。充電ケースの中で青く光っている。ミニマルなデザインで、白い背景に製品が浮かんでいる

    スチームパンク

    真鍮と歯車でできたゴーグルを額にのせた女性の発明家。革のエプロン姿で、背後には巨大で複雑な機械。全体をセピア調で

    インテリア

    北欧スタイルの広いリビング。大きな窓から午後のやわらかな光が差し込み、無垢材の床と観葉植物が並ぶ。暖炉に火がともる、くつろいだ空気

    コンセプトアート

    ツタに覆われた、崩れかけの古代遺跡。巨大な石像のすき間から光の筋が差し込み、探検家がひとり立っている。壮大で神秘的な雰囲気

    ファッション広告

    果てしない砂漠で、赤いシルクのドレスを風になびかせるモデル。強い日差しと濃い影のコントラストが際立つ、ドラマチックな構図

    フードイラスト

    クリームがたっぷり入ったフルーツタルトの断面。やわらかな線と水彩の色づかいで描いた、料理本の挿絵のような手描き風イラスト

    テキストアート

    夜空にちらばる無数の星が「Hope」という文字をかたどっている。背景には天の川が広がる、幻想的で静かな雰囲気

    プロンプトの精度を高める5つのコツ

    プロンプトの精度を高める5つのコツ

    思いどおりの画像に近づけるには、プロンプトの精度を一段上げる工夫が欠かせません。

    ここでは、精度を高めるための5つのポイントを紹介します。

    • 少しずつ改良し、肯定的な言い方で調整する
    • 英語で具体的に書き、意図を正確に伝える
    • 出力の形式をはっきり指定して、結果を安定させる
    • 生成画像の偏りを理解し、多様性を意識する
    • 入り組んだ画像や低画質の素材を避ける

    少しずつ改良し、肯定的な言い方で調整する

    プロンプトの精度を上げたいなら、一度で完璧を目指さず、段階を踏んで直していきましょう。

    ステップ

    やること

    最初の生成

    基本の構図と要素だけを入れた、ラフな画像をつくる

    評価する

    できた画像の中で、気に入った部分を見つける

    直す点を決める

    修正したいところを具体的に書き出す

    要素を磨く

    ひとつずつ、ていねいに手を加えていく

    仕上げる

    全体のバランスを見ながら質を整える

    あわせて、「〜がない」といった否定の言い方は避け、あってほしいものを肯定的に描写するのがコツです。

    たとえば「人のいない海岸」と書くよりも、「波の音だけが聞こえる静かな砂浜」のように、見せたい情景をそのまま言葉にしましょう。

    英語で具体的に書き、意図を正確に伝える

    英語でプロンプトを書くのも、性能を引き出す有効な手です。世界中で使われることを前提にしたモデルのため、細かなニュアンスは英語のほうが安定して伝わる傾向があります。

    環境によって日本語の指示がうまく通らないときは、次の方法を試してみてください。

    • GeminiのWeb画面から、日本語のまま入力する
    • プロンプトをいったん英語に訳してから、APIに送る

    英語で具体的に書けば、AIが意図をより正確にくみ取り、狙いに近い質の高い画像を出してくれます。

    出力の形式をはっきり指定して、結果を安定させる

    Nano Bananaを使っていると、画像ではなく文章で返事がくることがあります。文章で答えるべきか、画像をつくるべきか、AIが判断に迷ってしまうのが原因です。

    画像だけを確実に出してほしいときは、プロンプトの最後に出力の形式を指定する一文を足しましょう。

    • 「説明はいりません。画像だけを出してください」
    • 「文章なしで、ビジュアルのみつくってください」
    • 「コメントは不要です。画像のみ生成してください」

    短い一文を添えるだけで、AIが求められていることを正しく理解し、画像づくりに集中してくれます。

    また、Google AI StudioやAPIで後継のモデルを使う場合は、縦横比や解像度(1K・2K・4Kなど)を設定で指定できます。プロンプトで「横長で」と書くより確実なので、あわせて活用しましょう(対応範囲はモデルによって異なります)。

    生成画像の偏りを理解し、多様性を意識する

    どの画像生成AIにも言えることですが、学習データの影響で、一定の傾向や偏りが出ることがあります。

    たとえば次のような偏りが見られる場合があります。

    • 特定の肌の色に寄りやすい
    • 年配の人より若い人が描かれやすい
    • 笑顔や決まったポーズが多く出る
    • プロンプトに多様な要素を意識して加える
    • 出てきた画像を客観的に確認する
    • 状況に合わせてプロンプトを直す
    • 何回か生成して見比べてから選ぶ

    出力を確かめながらプロンプトを改善していけば、広告などにも使いやすい、バランスのとれた画像をつくれるようになります。

    入り組んだ画像や低画質の素材を避ける

    性能が高いとはいえ、入り組んだ画像や画質の悪い素材だと、正確に処理しきれないことがあります。人物とたくさんの小物が入り混じった場面を一度に処理させると、AIがそれぞれの部分をうまく見分けられません。

    その結果、手や顔の形が崩れたり、物の配置がおかしくなったりします。読み込む画像の解像度が低い場合も、元の情報を読み取れず、仕上がりの質が下がってしまいます。

    • 編集したい部分をプロンプトではっきり書く
    • 複雑な指示は何回かに分けて出す
    • 画質の悪い画像は、先に編集ソフトで解像度を整えておく
    • まずシンプルな構成で始め、少しずつ要素を増やす

    段階を踏んで進め、解像度の高い素材を用意すれば、安定した出力を得られます。

    まとめ

    まとめ

    納得のいく1枚になるかどうかは、結局のところプロンプトの書き方次第です。見せたい場面を文章でていねいに描き、感情や空気感を添え、カメラマンの視点を取り入れれば、AIはこちらの狙いをしっかりくみ取ってくれます。

    • 改良は小刻みに重ねる
    • 細かな指定は英語で書く
    • ほしい出力の形を明示する
    • 人物や表現の幅を意識する
    • 構成は単純なところから

    Nano Bananaそのものの機能や料金はNano Bananaとはで、プロンプトを応用したフィギュア風画像のつくり方はNano Bananaでフィギュア画像をつくる方法で紹介しています。ほかの画像生成AIにも通じる書き方は画像生成AIのプロンプトの書き方も参考にしてください。

    紹介した例文をもとに、試行錯誤しながら自分なりのプロンプトを育ててみてください。つくった画像を動画に展開したい方は、主要モデルの特徴と料金を比べた資料最新の動画生成AIモデル10選もあわせてご覧ください。

    よくある質問

    QNano Bananaのプロンプトは日本語と英語のどちらがよいですか?

    A日本語でも十分に使えますが、質感やカメラの設定など細かなニュアンスは英語のほうが安定して伝わる傾向があります。日本語で要素を書き出してから英訳する方法もおすすめです。

    Q画像ではなく文章で返ってくるのはなぜですか?

    AAIが文章で答えるべきか画像をつくるべきか迷うと、テキストだけが返ることがあります。プロンプトの最後に「説明は不要、画像だけ出してください」と添えると安定します。

    Q「〜がない」と書いても反映されないのはなぜですか?

    A否定の言葉に含まれる要素がかえって描かれてしまうことがあるためです。「人のいない海岸」ではなく「波の音だけが聞こえる静かな砂浜」のように、見せたい状態を肯定的に書きましょう。

    最終更新日:2026年10月7日

    WRITERこの記事を書いた人

    AIcon

    AIcon Lab編集部

    株式会社AI棒 AIcon事業部

    生成AIに特化したAIクリエイティブプロダクション「AIcon」のメディア『AIcon Lab』の編集チーム。CM・ブランドムービー・ビデオコンテなど、生成AIを使った映像制作の現場で得た知見をもとに、動画生成AI・画像生成AIの使い方や料金、商用利用の注意点を、各社の公式情報で確かめながらわかりやすく発信しています。

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